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2009.10.15北九州市における土砂災害防止の取り組み
ハンディーサンプラー
現場透水試験機
急傾斜地調査用「ハンディーサンプラー&透水試験機」の紹介
北九州市消防局では、同市防災アドバイザーの玉田文吾氏(西日本工業大学名誉教授)と共に北九州市内に多数存在している斜面崩壊危険個所の現地調査を行い、その地盤性状を明らかにすることによって降雨に対する個々の斜面の耐久性を検証しております。
それらの成果に基づいて効率的な警戒避難体制を築き、土砂災害から市民の生命を守っていこうという取り組みです。
東邦地下工機株式会社では、このような目的で使用される専用の急傾斜地調査用「ハンディサンプラー&透水試験機(写真)」を開発し、現地調査で活用頂いております。
【急傾斜地調査用 ハンディサンプラー(写真左)】
簡易貫入試験の要領で10㎏のハンドハンマーを操作して地盤内にサンプラーを打ち込みます。打ち込んだ分だけ円筒形のビニール内に試料が採取できますので、地質観察や土質試験に最適です。
【急傾斜地調査用 現場透水試験機(写真右)】
サンプリングを終えた孔内に透水試験用のケーシングを立てこみ、通水装置を接合します。アクリル管内の水位を一定に保つように通水することにより、試験区間内の地盤に浸透する水量を測定することができます。
- 添付ファイル
- 打ち込み手順はこちら (PDF)